Podcast 最終更新日:2026/06/03

販路なし、集客ゼロ。安易な見通しで失敗続きの男が住宅屋を始めるまで

真面目で勤勉な日本人の平均年収がたった460万円。しかも中央値はなんと407万円。「どう考えてもこの金額はおかしい!」と主張する2人の経営者がお送りするポッドキャスト番組が「年収1,000万円を日本の当たり前にする〜安月給を打破するブレインスイッチ!〜」です。

このブログでは、番組の内容をわかりやすい記事にして紹介します。
第1回は「いきなり家具を仕入れて大赤字!」です。
 

 
サマリー
・材木屋の仕事から逃げ出しノープランの家具屋を始めた村松さんのエピソード
・集客見込みもないまま仕入れた2,000万円分の家具、店の立地を変えたらどうなった?
・ホームステージングで見つけたビジネスチャンス!住宅屋になったきっかけ

それでは本編をお楽しみください。

新番組スタート!ナビゲーター村松さんは何者?

安田:こんにちは、安田佳生です。日曜日のナビゲーターは村松慶多さんです。よろしくお願いします。

村松:よろしくお願いします。

安田:今日から新しい番組が始まります。番組タイトルは「年収1,000万円を日本の当たり前にする」、サブタイトルが「安月給を打破するブレインスイッチ」です。

私も村松さんも、こんなに真面目に一生懸命みんな頑張っているのに日本人の年収は安すぎると感じています。真剣に日本の年収を1,000万円にするために、2人で頑張っていきたいと思っています。

まずはナビゲーターの村松さんがどんな人なのかを今日はお伺いしたいのですが、村松さんはそもそも何屋さんですか?

村松:私は住宅家です。

安田:静岡県三島市で家を作っているのですよね。住宅のお仕事はもう長いのですか?

村松:会社は11年目で、住宅を取り扱い始めてからは6年目になります。

安田:なるほど、元々は何屋さんだったのですか?

村松:家具屋でした。

安田:家具屋からスタートして住宅屋になったというのは、不思議なご経歴ですね。少し詳しく教えていただきたいのですが、そもそもなぜ家具屋をやろうと思ったのですか?

村松:創業時は材木屋だったのですが、材木を工務店さんやハウスメーカーさんの現場に持って行くとよくいじめられたんです。

安田:いじめられた?

村松:今でこそ材木屋は人手不足や資材の高騰で価値が高まっていますが、私の創業当時は「すぐに持ってこい」「この木は曲がっているから交換しろ」などの過度な要望を沢山もらいました。

仕事は一生続けなければいけないのに、これがずっと続くのかと思うと少し嫌だなと考えていた頃に、今も一緒に働いているデザイナーの仲間に出会いました。彼に「一緒に家具屋をやろう」と誘われて、バリ島などの東南アジアで買い付けた家具を日本で売る事業を始めました。

現場でいじめられていた状況から一転して「海外に行きながら、遊びながら仕事ができる!」と、仕事が楽しくなりそうだと思って決断しました。

安田:なるほど。甘い見通しですね(笑)

村松:そうなんです。辛い状況を打破しようと思い、逃げたような選択でした。

売るプランはなし!2,000万円分の家具を仕入れてみた。

安田:家具屋になってみて、どうでしたか?

村松:会社を設立してから2年目ぐらいの時期だったので銀行からの借入があったのですが、運転資金から2,000万円ぐらい家具の買い付けに使ってしまい、銀行に怒られました。

安田:いきなりそんなに家具を買ったのですか?

村松:海外からの仕入れは海上コンテナで運ぶので、40フィートのコンテナに目一杯詰め込むと1つ分で1,000万円ぐらいになったんです。それを2回買いました。

安田:銀行から「金を返せ」とは言われなかったのですか?

村松:言われませんでしたが、返せと言われる夢はよく見ていました。

安田:販路はあったのですか?普通は販路があって仕入れると思うのですが。

村松:販路はなくて、店舗で家具屋を開けばお客さんが勝手に来て「これが欲しい、あれが欲しい」「分かりました!」みたいな形で売れると思っていました。

安田:店舗の集客はどのようにやる予定だったのですか?

村松:集客も考えていませんでした。

安田:店舗を開けばお客さんは来るし、売れるだろうと思っていたと。結局どうでしたか?

村松:一日一組お客さんが来るか来ないかというお店が出来上がりました。

安田:あはは!そりゃそうですよね、予想通りです。

村松:「最初だけだろう」と思って1ヶ月辛抱し、2ヶ月3ヶ月やらないと結果が出ないだろうと思って3ヶ月続け、半年経たないぐらいで「これは判断を間違えたな」と気付きました。そのときに転機が訪れたんです。

安田:どうしたのですか?

村松:「場所が良くないのではないか」ということで、富士市から三島市へ移転しました。

安田:すごい打ち手ですね。さらに費用をかけたわけですよね?どうなりましたか?

村松:人通りのある路面店になったので、それなりに入店数が増えて売上も多少上がりました。ただ黒字化はできず、ようやく場所の問題でもなかったことに気付きました。

安田:なるほど。集客の手を打っていなかったのですから、人通りの多いところに店を出す必要はありますよね。だけど、それでも黒字化しなかったと。

家具屋を畳んだらどうする?現在の事業に至った経緯

安田:その次はどうしたのですか?

村松:その頃にはお金もほとんど使い果たしていました。家具屋には売り場面積が必要なので家賃がそれなりにかかりますし、家具の移動に車も必要、家具が沢山売れることしか想定していなかったので社員も増やしていて、固定費がどんどん膨れ上がっていたんです。

なので打ち手を変えるしかないという考えに至り、材木を売っていた時にいじめられていた経験を思い出して住宅会社のアイデアが浮かびました。

安田:いきなりそこで住宅会社をやろうと思ったのですか?

村松:家具屋ではハウスメーカーさんや不動産屋さんから依頼を受けてモデルハウスや販売中マンションが写真映えするように家具を設置する仕事もしていたんです。

安田:なるほど。

村松:出来上がった空間に家具を入れていると、内装や建物自体が家具が入る想定で作られていないことに気が付くんです。

安田:家に合わせて家具を買うのが普通ですよね。

村松:そうです。例えばダイニングテーブルを置いてみたら照明位置が少しずれてしまうことに気付いたり、リビングにソファーとコーヒーテーブルを置いてラグマットを敷くと空間が窮屈になってしまったり、ダイニングテーブルとソファーが近すぎて導線が取れないといった悩みを色々と目の当たりにしました。

それならば家具屋が住宅を手掛けた方が合理的ではないかと思い、「これはもう住宅をやるしかない」と今の事業を始めたのが6年前です。

安田:なるほど。失敗ストーリーだけで10分経ってしまって、全く成功まで行きつきませんね(笑)

「家具屋が住宅を売ったらうまくいくのではないか」というのも今までの延長の安易な選択に見えますし、今のところ「人の年収を上げている場合か?」という感じですが、続きは次回聞かせてください!

村松:はい!ありがとうございました。
 


 
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𝕏アカウント:村松 慶多|デバイス株式会社代表

 

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