会社を立て直し給料UP!失敗続きだったはずの経営者が始めた新たなライフワーク
真面目で勤勉な日本人の平均年収がたった460万円。しかも中央値はなんと407万円。「どう考えてもこの金額はおかしい!」と主張する2人の経営者がお送りするポッドキャスト番組が「年収1,000万円を日本の当たり前にする〜安月給を打破するブレインスイッチ!〜」です。
このブログでは、番組の内容をわかりやすい記事にして紹介します。
第4回は「まずは給料を上げる。これがポリシー」です。
サマリー
・経営が安定し悠々自適に過ごすかと思いきや、M&Aによる事業立て直しに励む村松さん
・社員の給料を上げると利益がなくなり社長の収入は頭打ち。そんな定石を覆す方法とは
・頑張ったら給料を上げるvs今から行動を変えれば今月の給料が増える、どちらが有効?
それでは本編をお楽しみください。
儲かっていない会社を買う?村松流のM&A
安田:この番組のテーマは「安月給を打破するブレインスイッチ」ということなのですが、村松さんご自身も、人の年収を上げている場合ではなかった期間が意外と長かったということが前回までで分かりました。
村松:10年かかりました。
安田:今は会社が順調に伸びてきて儲かるようになり、その事業だけに集中していたら楽な人生を送れるはずですよね。にも関わらず、人によっては「なぜそんなことをするんだ」と思うようなことを始めたそうで、儲かっていない会社を買い取っているんですよね?
村松:そうです。
安田:せっかく儲かるようになったのに、どうしてわざわざ儲かっていない会社を買うんですか?
村松:M&Aにおいては儲かっている会社は高いので買えないんです。だから儲かっていない会社を買ったという部分もありつつ、私自身が10年間で会社の伸び悩みの時期を過ごしたり大変な時期を乗り越えた経験があるということも影響しています。
うまくいっていないことに対して「どうやったら良くなるかな?」と考える部分で割と機転が利くタイプなので、安く買った会社を私の特徴を生かしてバリューアップするというのが私にあった経営・M&Aのスタイルだと思っています。
安田:普通は儲かっている会社を買うけれど、それだと非常に高いので儲かっていない会社を買う。そして自分が10年間で経験したことやスキルをそこに投入すれば、立て直せるという自信があるのですね。
ちなみにご自身の本業ではどのくらい利益が出ているんですか?
村松:売上高が20数億円で、経常利益率は10%以上です。
安田:なるほど、億単位の利益が出ているのですね。そうなると余計なことをせずに年収5,000万円ぐらい取って悠々自適に過ごすのが普通の中小企業経営者だと思いますが、それはあまり目指したい人生ではなかったのですか?
村松:はい。
安田:住宅業界の中の会社であれば立て直す自信はあるんですか?
村松:そうですね。住宅と住宅に付随するものであればできると思います。
安田:住宅に付随するというのは、例えばどういうビジネスがありますか?
村松:最近M&Aをした例だと、東京の世田谷にある太陽光の会社を買いました。
安田:なるほど。
社員の給料と社長の給料、どちらも上げることは本当に可能なのか?
村松:M&Aした会社の業績を立て直して社員の年収をとにかく高くすることが村松さんの生き甲斐だとお聞きしましたけど、なぜ人の年収を上げたいのですか?
村松:私自身も会社の業績が上がってもらえる給料が増えれば「頑張ったな」と思いますし、買えるものの選択肢が増えて心にゆとりも出ます。私が関わっている社員にも同じ気持ちを味わってもらいたいですし、同じ時間働くのであれば給料は多いほうが良いじゃないですか。
安田:私も日本人の給料の中央値を1,000万円以上にすることを人生の目標としていますから、理屈や気持ちはよくわかります。でも、私は人を雇わないと決めていて。
人を雇っていた時に社員の給料を増やそうとして、銀行から金を借りては社員の給料を上げていったら会社が潰れたことがあるんです。会社が儲かっても、その利益を社員に配るとお金がなくなってしまいますよね?
村松:うんうん。
安田:私は多い時で200人ぐらいの社員を雇っていましたが、全員の給料を年間100万円上げようと思ったら2億円の利益が飛びます。でも、会社が儲かってお金が沢山あれば、銀座で豪遊できるような社長になりたいもの。
だけど社長の給料は会社の利益からしか取れないので、社員の給料を増やせば自分の収入が減ってしまう構造になっているんです。
村松さん「自分は貧乏でもいいから社員の給料を上げたい」ということではなくて、社員の給料をどんどん上げていけば自分の収入も増えると考えているんですよね?
村松:そうです。
行動・売上利益・給料、どこから先に変える?
安田:私にはそれを実現できる自信がないので今は人を雇っていないのですが、村松さんはちゃんと経営をしていけば社員の給料も自分の給料も上げることができるという信念なのでしょう。計算はちゃんと合っていますか?
村松:最初は社員も私も給料が高い方がやる気が出るというだけの考えでしたが、後付けで計算もしました。
給料が高い方が、社員も「より価値の高いものを作ろう」という思いになりますし、人件費が増えても販管費が圧縮されれば経常利益は増えるんです。お客さんから「これだけ払ってもいい」というものを作らないことには売上総利益も上がりませんので、ちゃんと給料を払っている方が良いものが作れるんですよ。
安田:社員のやる気は高まるでしょうね。「お客さんが沢山お金を払ってくれたほうがみんなの給料も増やせるから頑張ろうぜ!」ということで儲かってから給料を上げるのが普通の順序だと思いますが、村松さんは「まず給料を上げる」という発信をよくされているような気がします。
私自身がそれで失敗した張本人なのですが、村松さんはどうして先に給料を上げるという考えなんですか?「儲かったら払う」という社長は沢山見たことがありますが、先に払う人はなかなかいません。
村松:行動からしか結果は生まれませんので、「給料を上げる代わりに今月の行動から変えていこう」と言っています。行動が変われば利益が増えるので、それを財源に当月の給料を増やしています。結果が出てからではなくて同時に行っている感じです。
安田:なるほど。「給料を上げるから頑張ってくれ」ではなくて、「(具体的に)この行動を変えてくれ」というところまでちゃんと落とし込んでいるのですね。
村松:そうです。
安田:10年ですごい変化をしましたね。この先も気になるので、また次回色々とお話を聞かせてください。
村松:ありがとうございました。
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