Podcast 最終更新日:2026/06/25

理想の家具に囲まれて暮らす!「家具から考える家作り」ヒットの裏側

真面目で勤勉な日本人の平均年収がたった460万円。しかも中央値はなんと407万円。「どう考えてもこの金額はおかしい!」と主張する2人の経営者がお送りするポッドキャスト番組が「年収1,000万円を日本の当たり前にする〜安月給を打破するブレインスイッチ!〜」です。

このブログでは、番組の内容をわかりやすい記事にして紹介します。
第2回は住宅業に変身した家具屋?です。
 

 
サマリー
・流行に乗って今度はヨーロッパへ!家具仕入れの暴走が止まらない
・好みの家具が家に合わない悩みを解決、理想の家具に囲まれた暮らしを提案する住宅屋へ
・デザイナーと一緒に選べる家具付き物件が好評を呼び、大赤字からの逆転成功

それでは本編をお楽しみください。

売れないのに仕入れは強気な家具屋時代

安田:前回は家具屋を始めたら全然売れなくて、住宅業を始めたら売れるんじゃないか?という何の根拠もない見込みだけで現在の事業をスタートしたというお話を伺いました。

家具はバリ島で仕入れたということでしたが、バリ島の家具だけだと合う住宅は少ないように感じます。そこはどうしたのですか?

村松:はい、家具屋を始めることにした時に、バリ島で買い付けをすれば海に入って遊びながら仕事ができると考えてバリ島を選びました。

しかしバリの家具は全く売れず、仕入れた家具を突き返すわけにもいかないので「これを抱えたまま家具屋としての魅力を出すためにはどうしたらいいか?」と考えていた当時、アンティークの家具が流行っていたんです。

安田:ヨーロッパのアンティーク家具とかですよね?私も大好きです。

村松:家具屋を止めるわけにはいかない私たちは、バリの家具が大量に余っているにもかかわらずヨーロッパへ行き、ドイツ・オランダ・ベルギー・フランス・イタリアと7カ国を回って40フィートコンテナにいっぱいの家具を買いました。

安田:何でもありですね。銀行がさらに怒りそうな話ですけど。

村松:はい(笑)

ホームステージングで見出したビジネスチャンス

安田:この人がどうやって日本人の年収を増やしてくれるのだろう?という感じですが、前回の話の続きに戻ると、販売中の住宅の見栄えを良くするために家具を貸し出していたんですよね?

そこで家の作りと家具がマッチしない現場を見ていくうちに「家具屋が家を作ったほうがもっと家具にしっくりくる家ができるんじゃないか?」と閃いたということでしたね。

村松:そうです。

安田:家を建ててから家具を入れようとすると欲しい家具と合わないことがあるので、普通は家の大きさを測ってから家に合う家具の中から選ぶしかないですよね。村松さんが手がける家はその点で作り方が違うんですかね?詳しく聞かせてください。

村松:家具屋をやりながら住宅会社を始めましたので、理想としては家具を入り口に住宅を提案するイメージを持っていました。座ったりくつろいだり眺めたり、理想の家具に囲まれた暮らしを生み出したかったんです。

そのための空間となる箱として住宅を考えるという形で、一般的な住宅会社さんとは逆のアプローチでした。家を作ってそれに合った家具・カーテン・照明器具を選ぶのではなく、お客様と「どういった暮らしがしたいか?どういった家具で暮らすか?」をお話ししてから空間や間取りや構造の話に入りました。

安田:なるほど、めちゃくちゃ面白いですね。

すごくお気に入りのアンティークの家具がある場合、似たようなものではダメで「これを置きたい」となりますもんね。それを置くためにリビングをどういう形や大きさにして照明をどこにつけるかを決めるというのは、家具を中心に家を考えるということですね。

現実問題として、そんなことできるのですか?

村松:できます!

安田:家具を中心に家を作ったらすごくお金がかかりそうですし、家の作り自体がすごく歪になってしまいそうな気もします。そんなことはないのですか?

村松:リゾートホテルのような家具を想像するとそうかもしれませんが、私たちが取り扱っている家具はソファー・ダイニングテーブル・コーヒーテーブル・テレビボードなどで、だいたいが日本の住宅に合うようなサイズになっています。

家具に合わせた家づくりのプロセス

安田:入らないものを無理やり入れることはできないし土地を大きくするわけにもいかないですから、先に家を建てて後から家具を入れることによるちょっとした違和感を解消するイメージですか?

村松:そうですね。

安田:リビングへの光の入り具合や窓の位置・天井の高さなどは、やっぱりその家具のイメージとか雰囲気に合わせて作ったりするのですか?

村松:はい。最終的に出来上がるまではお客様も完璧にイメージすることはできないと思うのですが、私たちは最初から家具を想定することでそれに合う住宅を作ることができます。

空間の広さ・光の入り具合・カーテンの色や素材。家具の雰囲気・照明などが全部マッチしているという状態が作れますので、お客様にも「この家作りで良かったんだ」と確信していただけてます。

安田:「家具から考える家作り」をテーマにした住宅事業は、最初から結構上手くいったのですか?

村松:上手くいきました!

安田:良かったです、ここで失敗したらもう終わっていましたもんね(笑)トライアンドエラーが続いて2アウトまで来ていましたが、ギリギリ持ち直したと。

もともとが家具屋さんなので、お客様にはまず家具を選んでもらってから家づくりの相談を受けるんですか?

村松:店舗に家具を見に来たお客さんから「これから家を建てようと思ってるんです」という話を聞いて住宅の提案に繋げられたら良いなと思っていましたが、そうはいきませんでした。

家を建てたい方は住宅展示場やモデルハウスにまず行くので、私たちもモデルハウスを建築することにしました。

安田:また投資したんですか?!すごいですね。

家具とも凄くぴったりな良い感じのモデルハウスなので、そこからお仕事がどんどん増えるようになった、というストーリーでしょうか?

村松:はい!一つの特徴として、家具屋ならではの「家具がついてくる家」にしたんです。住宅の値段の中に家具が含まれていて、店舗にある家具(カーテン・照明・調度品など)を選ぶところからデザイナーが一緒に対応するようにしたら上手くいきました。

安田:選んだ家具に合わせて家を作るので、どの家よりも家具にマッチした家が出来上がるということですね。すごい、いきなりレベルが上がりましたね。

ここからどうなっていくのかという話は次回続きを聞きたいと思います。どうもありがとうございました。
 


 
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